現在日本テレビで放送されている日向坂46四期生の初冠番組「日向坂46ミュージックパレード」が、リアルライブ化として有明アリーナで披露されるということで、初日となる本日と明日の夜公演のチケットに申し込み無事当選していたので行ってきました。
日向坂46は当然の話ではありますがライブでは自身の楽曲を、そのユニットに参加しているメンバーが歌っており色々な組み合わせやソロ曲を見聞きする機会は一切ありません。
そのため今回のような普段とは違う組み合わせやソロ歌唱というのは本当に珍しく、そういった点からもとても楽しみにしていました。
実際に参加してみてどうだったのか、この記事を通じて四期生の魅力がより伝わるきっかけになれば幸いです。
日向坂46ミュージックパレードLIVEのグッズ混雑状況
今回私は所用のため開演ギリギリの到着となるためグッズは見送ったのですが、到着した18時15分頃の段階ではそこまで列があるようには見えませんでした。
もっともそれは購入を諦めて入場した人が多数いたからのようで、実際はこの少し前まで長蛇の列ができていたそうです。
どうもグッズ売り場のスタッフさんの数が少なかったことで、普段とは比べ物にならないほど捌くスピードが遅かったとのことでした。開演1時間半前くらいの時点で今から並んでも間に合わない可能性があるというアナウンスがされていたみたいですね。
明日、グッズを購入希望のかたはかなり早くに来て並ぶ必要がありそうです。お気をつけください。
日向坂46ミュージックパレードLIVEの感想
イベントは大きく分けて「日向坂46ミュージックパレードパート」と「日向坂46四期生LIVEパート」の2つに分かれていました。
大体前半が1時間半で、後半が1時間。全体で2時間半ほどのイベントでしたね。
前半パートについて
まず、全体の雰囲気についてですが番組のセットがステージに再現されていたこともあり、番組観覧をしているような、普段の収録にお邪魔しているような印象を受けました。
内容に関しては今までの日向坂46のライブでいうと、2021年に行われた「春の大ユニット祭り」や「冬の大ユニット祭り」が近いかもしれません。歌っているメンバーを後ろで座りながら見ている感じに共通するものがありましたね。
日向坂46以外の楽曲を、色々な組み合わせで見聴きできるというのは本当に貴重でしたが、特に印象深いのはそれぞれのソロ歌唱とこにしん(小西夏菜実さん)、しょげこ(正源司陽子さん)、すみちゃん(宮地すみれさん)による人マニア、ゲストできたみくにん(髙橋未来虹さん)のアゲハ蝶でしょうか。
ソロ歌唱はそれぞれが自分に合っているものを選んだのかなと思うほどにピッタリで、見事に自分のものにしていました。全員が素晴らしかったのですが、その中でもはるはる(山下葉留花さん)の366日は特別な想いが込められているかのような、その迫真の歌には心を動かされるものがありました。
MCでは番組で納得いかず涙したというエピソードが披露されていましたが、見事にリベンジを果たしていたのではないでしょうか。
あとはひらほー(平尾帆夏さん)のShow halationも良かったですよね。本家であるμ’sのライブでは落ちサビのところで白いサイリウムがUO(ウルトラオレンジ)へと切り替わるところが壮観で、それが見事に再現されていました。おひさまのこういう団結力には毎回驚かされるばかりです。
また、歌だけでなくダンスでも魅せてくれるとは思っていなかったので、3人の人マニアは嬉しいサプライズでした。ああいったカッコいいキレのある振りもよく似合うので、今後の四期生楽曲でもそういった振りがついて欲しいものですね。
そしてみくにんです。本人は緊張した〜と歌い終わったあとに言っていましたが、その堂々たる姿は圧巻の一言でした。アゲハ蝶という楽曲は歌ったことがある人ならわかると思いますが、ブレスのタイミングが本当にシビアで肺活量がなければ綺麗に歌うことはできません。また、最後の転調でよりその難易度が増すんですよね。
それをこともなげに歌っていた(少なくとも筆者にはそう見えました)のが本当に格好良かったです。ひなた坂46ライブの座長を経て、風格のようなものが備わったように感じているのは私だけではないはずです。
3時のヒロインさんやはなわさん、AMEMIYAさんといった芸人さんがいた事で、普段とは違った特別感もありましたよね。歌と笑いの融合がこの番組の魅力の一つだと思うので、その雰囲気が会場でも味わえたのがまた嬉しかったです。
最後に全員で歌った「キセキ」は、たまにゃん(石塚瑶季さん)の夢だったという事もあり、会場全体が感動的な雰囲気で包まれました。正にフィナーレにふさわしい選曲だったのではないでしょうか。
後半パートについて
後半のライブパートは夕陽Danceから始まったのですが、相変わらずの一体感で四期生のライブといったらこれというカラーが出来上がっている印象を受けました。
有明アリーナでやれるんだろうか…ではなく、有明アリーナ、やれんの?とこちらに投げかけるような堂々たるパフォーマンスでしたね。新参者や武道館にも行っていた身としては、大きく成長した姿が頼もしくもあり、感動的でもあって勝手にグッと来ていました笑
四期生の楽曲だけではなく、グループの曲も披露されたのですが、こにしんセンターの月星(月と星が踊るMidnight)はひなたフェスでとしちゃん(加藤史帆さん)がセンターを務めたことでより意味が深いものになった気がします。
卒業したきょんこ(齊藤京子さん)とシンメだったとしちゃんがセンターを務め、そのとしちゃんを慕うこにしんが同じくセンターを務めるというのはエモーショナルな光景でした。
そしてやはり外せないのが魔物(見たことない魔物)でしょう。今回の会場ではどれくらいの盛り上がりを見せるのだろうか。コールの大きさはどれほどのものなのか毎回楽しみになっています。
今回の有明アリーナでもやはり一番の盛り上がりを見せており、他の曲と比べても倍くらいの声が出ていたような印象です。これからもきっとたくさんの会場でたくさんのおひさまと共に一体感を生んでいくことでしょう。
アンコールはブルラズ(ブルーベリー&ラズベリー)だと思っていたのですが、ひなパレの第一回で披露されたキュンだったのは意外でした。
もっとも、キュンは3時のヒロインさんと縁が深い楽曲で、ベストアーティスト2020で日向坂46とキュンを踊っており、ひなパレでも四期生と踊っていたことを考えると、締めとしてはこれ以上の曲はなかったかもしれません。
実際、期待通り最後のサビのパートで3時のヒロインさんと一緒にキュンが披露され、ミュージックパレードだからこそできた綺麗な終わり方という感じでしたね。
おわりに
今回のひなパレLIVEはメンバーの魅力を再発見すると共に、既存のライブだけでなく色々な形でおひさまを楽しませることができるという可能性を改めて見せてくれたように思います。
メンバーも普段と異なり、緊張の中にもどこかリラックスしたような雰囲気があったため、また新たな一面を見ることができたのではないでしょうか。
2日目の夜もおそらくまた違った構成になると思うので、どんな一面が見られるのか今から楽しみです。