PR

【現地レポート】丹生明里卒業セレモニー GAME DAYの感想

ライブ

本日、丹生ちゃん(丹生明里さん)の卒業セレモニー1日目にあたる「GAME DAY」に行ってきました。

アイドルの卒業イベントとしても異例である今回の試みは、丹生明里という唯一無二のアイドルが歩んできた道の結果であり、彼女が彼女らしさを貫いたからこそ実現したと言えるでしょう。

そんな「特別」な彼女が作り出した「特別」な空間はどうだったのか、現地の空気感が少しでも伝わるようレポートしていきたいと思います。

丹生明里卒業セレモニーのグッズ混雑状況

Xで見た午前中の混雑状況からすると並ぶ事は覚悟していたのですが、開演時くらいにグッズ販売のエリアに行ったところ50〜100人ほどの列でそこまで混雑していませんでした。

その理由として大きいのが窓口の広さとQOくんというシステムです。

このQOくんというのは事前に欲しいものをリストアップし、それをQRコード化しておくというサービスで、これによりスタッフさんが商品を探しにいくまでのスピードがかなり短縮できているようでした。

LIVE DAYでグッズを購入する予定のかたは事前に済ませておく事をおすすめします。

 

なお、「丹生明里×ZETA DIVISIONコラボレーションTシャツ」は完売していたので、欲しい場合は通信販売のほうで手に入れましょう。

ちなみにこちらは筆者が購入したグッズです。いい買い物をしました笑

丹生明里卒業セレモニー GAME DAY 各ブースの混雑状況

今回のGAME DAYに際し、会場内に色々なブースが展開されていました。なお、会場に入ったところでメッセージボードが配られており、こういうところにも丹生ちゃんのゲームに対する愛が現れているなと感じた次第です。

 

本編で芸人軍と対戦する予定の「ストリートファイター6」体験&デバイス展示コーナーは、下手をすると開演に間に合わなそうな盛況っぷりでした。

また、丹生ちゃんが過去に関わったゲーム関係の映像上映コーナーに関しては、立ち見でそこそこの人が居たものの頑張れば見られそうな感じでしたね。

フォトスポットは2階にあったのですが、スタッフさんが常にそばに居て長居しないように案内していたためサッと撮影する事ができました。

このキービジュアル良すぎませんか…?

 

丹生明里卒業セレモニー GAME DAYの内容(セットリスト?)

冒頭、ファミコンのピコピコ音のOne choiceをBGMにして、ドット絵の丹生ちゃんが愛犬のゆずやふく、かえるのピクルスのぴょこにんを仲間にしていく映像が流され、これからゲームのイベントが始まるんだなという期待感が会場を包みます。

会場に1人現れた丹生ちゃんに歓声が起き、Valorantで同じチームである鈴木ノリアキさんの進行で早速一つ目のゲーム「スプラトゥーン3」が始まりました。

丹生ちゃん、まなふぃ(高瀬愛奈さん)、めいめい(東村芽依さん)、ぱる(山口陽世さん)のチーム丹生と、くみてん(佐々木久美さん)、としちゃん(加藤史帆さん)、このちゃん(松田好花さん)、みくにん(髙橋未来虹さん)のチーム久美との対戦でしたが始まる前から互いに闘志むき出しなのがよかったですね。

これまでグループを応援してきた人であればわかると思いますが、こういう時に卒業する丹生ちゃんに花を持たせようとするメンバーは日向坂46には居ません。

それは決して冷たいからなどではなく、仲が良いからであり、真剣に戦うからこそ盛り上がるし、丹生ちゃんもそれを望んでいると確信しているという信頼関係があるからでしょう。

 

そんなガチンコの勝負だったからこそ初戦に相応しい盛り上がりを見せましたし、3戦のうち2勝したほうが勝ちというルールで最終戦までもつれ込むという理想的な流れになったのだと思います。

 

続いてのストリートファイター6に移る前に、準備時間が長いからということもありますが丹生ちゃんによる「会いたい人に会いに行く」というラジオ番組が会場に流れました。こういった間の時間もファンを楽しませたいという心遣いがまた丹生ちゃんらしいですよね。

ゲストは悠木碧さん。丹生ちゃんが舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」でまどかを演じていて、悠木さんはアニメのまどかを演じているという共通点があり、また、原作を務めた「みんなのまめお」でも白猫のマリアとして声を担当されています。

「余計な事までやりましょう」でパーソナリティを務めていたこともあり、悠木さんの事を深く知らないという人もその人柄や好きなものがわかるような内容になっていました。こういうところにも今までの積み重ねが垣間見れて、感動した丹生ちゃんファンもいたのではないでしょうか。

 

スト6では芸人軍との対戦という形が取られており、お笑いのプロが登場することで流石の盛り上がりを見せます。

ヒールっぽい立ち回りをしつつしっかり会場を盛り上げ、それでいて対戦も手を抜かない。これはもちろん芸人さん側のスキルもありますが、例えボコボコにされても悲壮感が漂わないように立ち回っている丹生ちゃんチームの雰囲気も大きかったように思います。

くみてんとこさかな(小坂菜緒さん)は負けてしまいましたがどちらも良い試合をしていましたし、ぱるのダルシムの活躍やひらほー(平尾帆夏さん)がアーケードコントローラーを持参して戦うことでより盛り上がりを見せたりと、全員が一丸となっていいゲームを、良いイベントを作り上げようとしているのが見て取れました。

こちらもまた最終戦にまでもつれ込み、大将戦で丹生ちゃんとアルコ&ピースの酒井さんとが1対1となった展開には手に汗握るものがありました。結果、丹生ちゃんチームが勝ったのも劇的で良かったのですが、何よりどの試合中も見せ場があり、会場が割れんばかりの拍手や歓声に包まれていたのが素敵でしたね。

 

続いてはタイムスケジュール上だとマリオカート8デラックスとなっていましたが、セッティングの都合でしょうか、ミクティー(金村美玖さん)と2人でセンターステージに登場し「スーパーバニーマン」というゲームを2人で実況しながらプレイしてくれました。

同じ埼玉県出身でゆばレタというコンビ名がある2人。本当に仲が良いであろうことはファンであれば誰もが知るところでしょう。

そんな2人が、2人だけで丹生ちゃんの卒セレにゲームをするというのは、なんだか特別な空間のように感じられグッとくるものがありました。ただし、ゲームが大盛り上がりを見せたため涙というよりは笑いが勝っており、そこがまた2人らしくて良かったです。

 

小休止的な意味合いがあったかは分かりませんが、全く休まらずただただ楽しい時間が過ぎていき、あっという間に続いてのマリカーの時間がやってきました。

てっきり8人で同時にレースするものと思っていましたが、丹生ちゃん、みーぱん(佐々木美玲さん)、陽菜ちゃん(河田陽菜さん)、なのちゃん(上村ひなのさん)の組と、ミクティー、すーじー(富田鈴花さん)、ひよたん(濱岸ひよりさん)、まりぃちゃん(森本茉莉さん)の組とでそれぞれがレースを行い、上位2名がそれぞれ決勝に駒を進めるという形式が取られました。

まず1レース目は丹生ちゃんが中盤辺りから安定の走りを見せており、最後のゴール付近で放たれた赤甲羅もボムでガードするというファインプレイも飛び出します。そして意外だったのがみーぱんの上手さです。アイテムを巧みに駆使しつつ、しっかり2位につけていました。

続いて第2レースはすーじーが圧巻の走りを見せていました。鈴花という名前を背負っているということで負けたらマリオに改名?という話をレース前にしていましたが、それが現実になる気配は全くありませんでしたね。2位のミクティーも安定した走りではありましたが、すーじーが余りにも独走していたため実質3名の争いみたいになっていたほどです。

もっとも、まりぃちゃんが最後に青甲羅をいいタイミングで使ったことで、すーじーが一気に最下位に転落する可能性もあり、こちらも第1レース同様大盛り上がりを見せていましたけどね。

 

そして決勝戦です。ここでもすーじーが圧倒的な走りを見せており、逆に丹生ちゃんはアイテム運に恵まれなかったこともあって最下位でゴールしていました。ここで丹生ちゃんに遠慮することなくしっかり勝ち切るあたりがこのグループの良さを良く表していたように思います。鈴花という名に恥じない走り、圧巻でした。

 

さて、残すところはVALORANTのみとなりましたが、ここで日向坂46初となる生中継による音楽番組の出演が果たされます。日本テレビで行われた「ベストアーティスト2024」にドレミソラシドとOne choiceの2曲での出演が事前に告知されていました。

丹生ちゃんの卒セレというタイミングで、丹生ちゃんがフロントのドレミとセンターのOne choiceを披露させてくれるというのは粋な計らいですよね。

筆者は番組観覧に行ったことが無かったため、事前に日本テレビの石川みなみアナウンサーによる説明や、嵐の櫻井さんとのやり取りなどかなり新鮮に映りました。

本番では2曲ともが変則的なショートバージョンだったにもかかわらず、会場のおひさま(日向坂46のファンの総称)が一丸となり何とか食らいついてコールをしていたのが印象的でしたね。実際に録画していた放送を見てみたらかなりの盛り上がりを見せていたので、現地の熱が画面越しにも伝わったのではないでしょうか。

 

ライブパートが大盛り上がりを見せ、いよいよ最後のブロックとなる「VALORANT」です。

どのゲームももちろん本気だったとは思いますが、事前に日向坂ちゃんねるでスクリムをする様子が放送されたり、ルール説明を丹生ちゃんが動画でしてくれていたりと、おそらく思い入れが一番あったゲームだったのでしょう。

チーム丹生、チーム山口どちらのメンバーも豪華なメンバーで、更に解説もyukishiroさん、yueさんというガチンコな布陣に加えて、同作品のファンであるこさかなもゲスト解説として加わるという気合いの入りようでした。

筆者は丹生ちゃんがきっかけでVALORANTという作品を知ったため全くの素人ではありましたが、これまでのプレイや事前説明動画、そして本番の丁寧な解説のおかげで楽しく見ることができました。筆者に限らず、おそらく置いてきぼりを食らったという人はいなかったのではないでしょうか。

プレイも本当に見どころが多く、会場も光るプレイや惜しいプレイなどが見られる度に大きな歓声や拍手に包まれていました。

 

結果は見ごとにチーム丹生が勝利を収め、両チームだけでなく日向坂46のメンバーもステージに現れグランドフィナーレを迎えます。

生放送があるためキャプテンが不在ということで急遽話を振られたすーじーでしたが、本日の総括とも言えるコメントは流石の一言でした。そしたそれを受けて感極まったのか、涙を流しながらも感謝の気持ちを伝える丹生ちゃん。

彼女のこれまでの軌跡が今回のイベントに繋がったとその場の誰もが思ったことでしょう。

最後にステージの端から端までおひさまの顔をゆっくり眺めながら歩いた丹生ちゃん。イベントの終わりを名残惜しむかのような姿がとても印象的でした。

 

おわりに

卒業セレモニーというとやはりライブが主体であり、ここまでゲームに特化したイベントというのはかなり珍しいはずです。

ただ、あの空間には確かに丹生ちゃんがこれまで築いてきた色々なものが詰まっていて、出演していた全員が「丹生ちゃんのために」という気持ちを共有していたように感じました。

それもこれも丹生ちゃんがゲームはもちろんのこと、全てのもの、人に真摯に向き合ってきたからに違いありません。

本日のLIVE DAYで正真正銘、アイドル丹生明里の姿が見られる最後となるので、しっかりその目に焼きつけたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました