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日向坂46「君はハニーデュー」MV感想。今までとこれからが詰まった名作

3月27日18時より日向坂46 OFFICIAL Youtube CHANNELで11thシングル「君はハニーデュー」のMVが全編初公開されました。楽曲自体は既にSpotifyで先行配信されており、視聴したおひさま(日向坂46のファンの総称)から概ね高評価を受けていたこともあり、MV自体にも強い期待が寄せられていた印象があります。

そういった期待感の中で実際に視聴した感想や、MVに関わった制作陣が過去作と関係していたのかどうか、MVのロケ地はどこなのかについて執筆させていただきました。

 

日向坂46「君はハニーデュー」MVの感想

後述の通り盤石の布陣で臨んだ今回のMVですが、期待を大きく上回る内容だったのではないでしょうか。

冒頭から2番までのパートは4期生と1、2、3期生が別々で撮影されており、これはセンターであるしょげこ(正源司陽子さん)を始めとする4期生が憧れから晴れてメンバーになったものの、今まで表題曲で一緒にパフォーマンスすることが叶わなかったという状況を表しているように感じました。

見る側から肩を並べる側へと2番で変わるという演出は、なおちゃん(小坂菜緒さん)が復帰してセンターを務めた「僕なんか」のMVを彷彿とさせます。これまでの4期生の活動を知っているからこそ、この演出はよりエモーショナルなものとなっています。

 

そして2番で4期生と1、2、3期生が合流してからの歴代センターによる各シングル、アルバムを表す振り付け。ここで鳥肌が立ったというおひさまは一定数いるはずです。この曲は選抜制が導入され日向坂46というグループが今までとは違う選択をした曲でもありますが、だからといって今までのグループと違うものになるわけではない。1stシングルから脈々と受け継がれてきたものをしっかり残しつつ、新しいものも取り入れていく。そんなメッセージとも受け取れますよね。

そして落ちサビでシーンがヘリポートとなるわけですが、これはもうあからさまというか、気付いた人はかなり多いのではないでしょうか。そう、期待していない自分と同じロケ地なんですよね。前身であるけやき坂46があったからこその今というのは忘れてはいけないですし、日向坂46がまたここから勢いよくスタートを切るという覚悟を表しているようにも思えます。

ここで不意打ち気味にきょんこ(齊藤京子さん)センターの楽曲で使われていた振りが入り、そうだよな、これが日向坂46だよなと思わせる構成は本当に見事でした。

 

日向坂46「君はハニーデュー」MVの制作陣

今回の楽曲では作曲がキュンやドレミソラシドといった、日向坂46の初期を支えた野村陽一郎さんだというだけではなく、MVの制作陣も日向坂46に縁のあるチームでほぼ固められていました。

濵田明日也:Director(監督)

MVの現場におけるディレクターとは楽曲のイメージを映像で表現することを主な仕事としており、その楽曲の魅力を最大限伝えられるかどうかはディレクターの手腕にかかっていると言っても過言ではないでしょう。

濵田氏はこれまで坂道楽曲を手掛けた経験はありませんでしたが、大手企業のCMをいくつも手掛けており受賞作品も数多く存在していることから不安視というよりは期待感のほうが強かったのではないでしょうか。

CRE8BOY:Choreographer

コレオグラファーとは振付師を意味しており、そのまま楽曲の振りを担当する人を指しています。楽曲の雰囲気と振りがあっていれば相乗効果を発揮してより良い作品へと昇華されますが、全く合っていなければ雰囲気をぶち壊してしまうためかなり重要な役割と言えるでしょう。

その点、CRE8BOY(クリエイトボーイ)さんはこれまでも日向坂46の楽曲の振り付けをいくつも担当しており、歴代シングルは「ってか」以外は全てCRE8BOYさんによる振り付けとなっています(ってかはTAKAHIRO先生による振り付けです)。

外川敬太:Planner

プランナーとはコンテンツの企画立案、全体の方針を決定する役割を持っており、ディレクターの仕事と混同される場合がたまにあります。違いとしてはもちろん最後まで関わるものの、事前にMV撮影を行うにあたって企画や人選など準備をメインとしているのがプランナーで、そこから実際に撮影して作品を作り上げていくのがディレクターという解釈が分かり易いのではないでしょうか(実際はもっと複雑で色々な役割があるはずですが)。

外川氏はこれまでも日向坂46の数々の楽曲にプランナーとして参加しており、その手腕は確かなものであることが事前にわかっていたため名前を見て安心したかたも多いはずです。

■参加楽曲(把握しているもののみ)
・Am I ready?
・恋は逃げ足が早い
・飛行機雲ができる理由
・ってか
・何度でも何度でも
・アザトカワイイ
・君しか勝たん
・青春の馬

橋本寛人:Producer

プロデューサーはおそらくイメージ通りで、一言でいうなら責任者です。企画立案に予算管理、人員の選定に各種交渉と仕事は多岐にわたります。

橋本氏はこれまでも日向坂46の楽曲を手掛けており、更にはCMの映像のプロデューサーも担当しているほどなのでグループの事を熟知しているはずです。

■参加楽曲(把握しているもののみ)
・After you!
・Am I ready?
・ガラス窓が汚れてる
・恋は逃げ足が早い
・飛行機雲ができる理由
・ってか
・何度でも何度でも
・アザトカワイイ
・君しか勝たん
・どうする?どうする?どうする?
・青春の馬
・ナゼー
・窓を開けなくても
・Cage
・それでも歩いてる
この他にもホームページを拝見する限りでは、4期生のドキュメンタリーやプロフィール動画、1stアルバム「ひなたざか」のCM、ファンクラブのCM、君しか勝たん個人PVなどMV以外も色々と手がけていました。

AOI Pro.:Production

AOI Pro.は広告・映像制作会社で、年間1,000本以上ものCMを制作していることからこの分野で日本トップとも言われており、その活動はCMに止まらず映画やドラマ、MVにまでわたっています。ドラマでいうと日向坂46が出演していた「声春っ!」も同会社によるものですし、本当に日向坂46と深い関わりがあることがわかりますよね。

おひさまの間でもAOI Pro.が制作の時のMVはクオリティが高いと言われているみたいな話もありますし、今回のMVもかなり期待値が高かったことが予想できます。

■参加楽曲(把握しているもののみ)
・Am I ready?
・ガラス窓が汚れてる
・飛行機雲ができる理由
・ってか
・何度でも何度でも
・アザトカワイイ
・君しか勝たん
・青春の馬
・Cage
この他にも新メンバー募集CMや4期生のドキュメンタリーなども担当しているみたいですね。

日向坂46「君はハニーデュー」MVのロケ地

君はハニーデューのロケ地はMVのクレジットに記載されている3か所です。

・OHTAWARA CITY
・COMMUNITY CENTER SHINSYUKAN
・MINATOMIRAI GRAND CENTRAL TOWER

まず一つ目は「大田原市 旧須賀川小学校」で、積極的に誘致していることから色々な作品のロケ地として使われているようです。MVの学校でのシーンはここを利用しています。

■大田原市 旧須賀川小学校
住所:栃木県大田原市須賀川1740−1MAP
TEL:0287-23-3145 (大田原市商工観光課)
アクセス:東北自動車道矢板ICから車で60分
駐車場:5台

 

二つ目は「コミュニティーセンター進修館」で、元々は地域住民の色々な活動が可能となる場として、世界のどこにもないような空間を作りたいという想いから建てられたようです。MVでは後ろに椅子が散乱しているホールでのシーンがここみたいですね。

■宮代町立コミュニティセンター進修館
所在地:〒345-0822 埼玉県南埼玉郡宮代町笠原1-1-1
アクセス:東武スカイツリーライン 東武動物公園駅 西口から徒歩5分
駐車場:55台 障がい者用 3台 ( 8:30 ~ 21:30 )
電話番号/FAX番号:0480-33-3846 / 0480-47-0426
E-mail:info@shinsyukan.or.jp
開館時間:9:00 ~ 21:30 ( 2Fロビー 10:00 ~ 18:00 )
休館日:12月29日 ~ 1月3日 ( 臨時休館あり )

 

最後は「みなとみらいグランドセントラルタワー」で、こちらは前述した通りけやき坂46時代のアルバム「走り出す瞬間」に収録されている「期待していない自分」のMVで使われたロケ地としても有名です。

■みなとみらいグランドセントラルタワー
所在地:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目6−2
アクセス:横浜高速鉄道みなとみらい線 みなとみらい駅より徒歩5分
横浜高速鉄道みなとみらい線 新高島駅より徒歩10分
駐車場:15台 平日のみ7:00~23:00(予約制)
電話番号:045-640-3401

 

なお、これらの施設が一般開放されているかは不明なので、まずは電話等で確認した上で聖地巡礼することをおすすめします。

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